最近、盛んに農協改革がいわれているが、どうして改革が必要なのかということについて、イマイチこれといった理由がわからない。ある有名なコメンテーターは、農地の解放のためとか、まったく農協に関係のないことを言っているし、ある人は中央会の利権をなくして、競争力のある農業を育成するとか、なんかズレている感じである。
 たしかに農協には、よくわからない役員がいっぱいいると思うので、それは見直したほうがいいが、それによるコスト削減ぐらいで国際競争力が得られるであろうか。
 世間では改革、改革とやかましいが、果たして改革して良くなったものがそんなにあるだろうか。郵政民営化改革は結局のところ成功したといえるのか。
 テレビに出ているような経済学者などは、瑣末産業である農業のことなんてあんまりわかっていないのであろうし、わかる必要なんてないと思っているのであろう。
 水田は雨水を一時的に貯め、洪水や土砂崩れを防いだり、地下水をつくる機能、景観を維持する機能を果たしいるという農業の多面的機能として、年間6兆円にものぼると試算されていることなんて少しも考慮していないのであろう。
 そういえば以前に、民主党がTPPに参加しようとしているときに、前原さんが「GDPの1.5%の農業のためにその他の産業が犠牲になっていいのか!」と言っていたのを思い出した。
 でも試算では、TPPにより農業は壊滅し、全体でもGDPは1.0%の減少だった( ̄∇ ̄メ)。

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